2016年11月24日

視覚コース講習会(タブレット)第4日目の報告

目の不自由な人を対象にしたiPadの講習会4日目最終回の報告です。
今回は「iPadで広報八王子を聞く」が課題でした。
そのためにジェスチャー「ローター」をマスターしなければなりません。
前回までのタップ、フリック、Siriを使って、総合力で、挑みます。
「せめてタップとフリックはマスターしてください」とユーモアある話の後には、「この4回の講習でマスターできるとは思ってはいません」「しかし、障害者が情報を得るためにはどうしてもやらねばならないのです。」と講師は厳しい言葉で締めくくりました。

開催日時 :2016年11月20日(日)10時から12時
場  所 :八王子市心身障害者福祉センター 機能訓練室

受講者 : 7名
スタッフ : 10名+見学1名

第3日目の講座内容
 ローターの使い方
 サファリでWebを閲覧します

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究極のジェスチャー「ローター」はPC-Talkerのショートカットのようなものとの説明、基本は親指と人差し指で7時を作り画面の中央で回転させる。
両手で行ってもよく、やり方はいろいろあるようで共通点は2点であることと回転させることです。
中央に時計のような文字盤が現れる。

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次は、ドックのサファリを探し出し、Siriに「Googleで広報八王子を検索」と呼び掛ける。
不正確だとつれない返事が返ってくる。
方々で同じことを呼び掛けるので混乱が予想されたが、別段何事もなかった。
Siriは頭がいい!!

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広報八王子のホームページに入ってからは、ローターで「見出し」にセット、「2本指で上フリック」で読み上げさせる。
「見出し」にセットしとおかないと、全部読み上げるので時間がかかるからだ。
あとはタップ、フリックの合わせ技である。
ゴールは「広報八王子」を音声で聞くこと。
しかし、これは言うほどやさしくはない。
でも情報を得るためにはやらねばならぬのです。

●受講生の感想です。
・指の力が弱くてどうしようかと思っていましたが、力が要らずにできることが分かりました。 
・ゼスチャーが身についていないので、苦手です。
・PCの方でも、あまりできなかったことなので、帰宅してから練習します。
・ラインができるようになり、グループトークも参加できるようになり、こちらで教えていただいたフリックとかが上手く使えるようになりました。
・何が何やら判らなかったが、これから勉強していきたいと思います。
・回数を重ねて、地道に慣れるように勉強するしかないのかな、と思いました。
・iPhoneを購入予定ですが、今回の受講で使えそうな見通しがつきました。
        
以上で視覚障害者のiPad講習会は終了です。
多くの受講者にとっては難しくもあり、また驚きもあった4日間だったと思います。
ご苦労様でした!!

                              記録:ET




posted by dss at 09:30| Comment(0) | パソコン講習会

2016年11月17日

視覚コース講習会(タブレット)第3日目の報告

目の不自由な人を対象にしたiPadの講習会3日目の報告です。
今回は「Siriを楽しむ」という課題に取り組みました。
普通の人も知ってはいるが、使い方が今一なのが、Siriです。
「使わなきゃ損」という、講師の確信に満ちた言葉から始まり、次に出てきたのが「が」「の」「を」「に」「へ」「と」「より」「から」「で」の呪文みたいな言葉、格助詞の種類だそうで、Siriでは落ち着いて、格助詞で一度フレーズを切って話すようにすると、認識する確率が高いそうです。

開催日時 :2016年11月13日(日)10時から12時
場  所 :八王子市心身障害者福祉センター 第一会議室

受講者 : 8名
スタッフ : 12名+見学1名

第3日目の講座内容
●Siriをたのしむ

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講師の「Siri は使わなけきゃ損」と確信に満ちた言葉で始まり、盲導犬のわん君は早くも居眠りの態勢。
まずは、小手調べで「ここはどこですか?」「最寄りの駅はどこですか?」から始まり、早速、居酒屋やスカイツリーを調べる人もいた。

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Siriはあたかも人と話しているような問答形式が楽しい。
「何とおっしゃったか分かりません。」と切り返されることもあり、その時、慌てて大きな声を出す必要はありません。
フレーズをきって、正確に話しましょう。
また考えをまとめてから話すことが大切。
Siri はWeb検索、Wikipediaがお得意です。

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応用例として「イベントの登録」と「メモを書くこと」を行いました。
「何月何日に何々をスケジュールとして登録します。」でイベントを登録できます。
登録するとSiriは問い合わせに答えてくれるようになります。
「メモ」は音声入力して、メールとして送れます。
また、前回話題になったスマホ手袋(導電手袋)は汗対策として効果があることが確かめられました。

●受講生の感想です。
・おしゃべりが上手くいかなくて、てこずりました。でもとても便利で活用できると思いました。
・自分の思うようにならないで、コマンドを忘れるので、自分のものにしてから遊びます。
・スケジュール登録が音声でできるのは便利だと思いました。
・第二回目のフリックというところから家で使っている iPadに何となく親しみが湧いて来て、内容も読んでくれる ようになり、愛着が出て来ました。
・Siri の役立ちようがよくわかり、楽しかった。
・導電手袋で、指の操作の問題が解消したことがよかったです。
・私みたいなシャイな人間には、 Siriとの相性が上手くいくまでチョット時間が掛かりそうです。
・今回も楽しんで取り組めました。

次回は11月20日(日)です。

記録:ET

posted by dss at 21:52| Comment(0) | パソコン講習会

2016年11月03日

視覚コース講習会(タブレット)第2日目の報告

目の不自由な人を対象にしたiPadの講習会2日目の報告です。
今回は一日目の復習から始めました。
タップとフリックを完全にマスターすることが必要だからです。
講師は「タップは第3関節(指の付け根)から、指だけでタップする。手首は使わないでトントンでなくトトである」と説明、また、フリックは肩や肘を上げないで水平に動かすとの、長い体験からの合理的な説明がありました。

開催日時 :2016年10月30日(日)10時から12時
場  所 :八王子市心身障害者福祉センター 第一会議室

受講者 : 7名
スタッフ : 12名+見学2名

第2日目の講座内容
●iPadの外観、
タップ、フリックの復習
アプリを楽しむ、
「Money Reader」「らじるらじる」]「TapTapSee」

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講師からダブルタップは「トントン」でなく「トト」と力説。
汗をかきやすくて思わぬ苦戦する人もいたが、アイデアマンから次回はスマホ手袋を使うことを提案されました。

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「らじるらじる」は画面が複雑で慣れている人でも戸惑うことがあります。
特に、鳴り出したラジオを止める方法は覚えておかないと困ることがあります。
「Money Reader」は日本のお札だけでなく、ユーロやドルも日本語で答えてくれる便利ソフトです。

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「TapTapSee」は答えてくれるまでタイムラグがあるので写真とコメントが一致しない場合があります。左から「白いタオルトップです。」「写真2はグレーフレームサングラスは椅子に座っと黒のジャケットで人です」(間違いはコメント通り)「ペットマットと白い犬です」。「TapTapSee」はインターネットの向こうで写真を受けとり入力している人がいるとのことでした。

●受講生の感想です。
・すごい賢い機械だと思います。
・フリックとスライドの区別が分からなかったのですが、今日、分かったので良かったです。
・スマートフォンを持って1年半くらい経ちますが、講習内容にはなんとかついていけた。
・アプリをやり始めたらまた楽しみが増えてきました。
・ 指が引っかかって、うまく操作ができません。
・カメラで写真を撮って、読んで貰うのは面白いのですが、被写体を合わせるのが難しい
・フリック、スワイプ共に問題なく楽しかった

次週はお休み、次回は11月13日(日)です。

記録:ET

posted by dss at 19:32| Comment(0) | パソコン講習会