2019年02月21日

〜楽しくiPadでコミュニケーション〜講座開催

パソコンステップアップ講座を開催しました。
今年度最後の講座です。
今回は、視覚障害コース以外のコースでは初めてのiPad講座になります。

「楽しくiPadでコミュニケーション」(初日)

主催;八王子市心身障害者福祉センター
講座担当;情報ボランティア障害者支援の会
日時;2月10日(日)13時30分から15時30分
場所;心障センター第一会議室
参加者;6名(保護者2名含む)
スタッフ;10名
・講師 1名
・個別サポーター 6名
・その他 3名
  記録等担当

講座内容;
〜楽しくiPadでコミュニケーション〜

初日内容:
・テキスト(24ページ中の初日分)に沿って実施

第1日目テーマ
自己紹介物語〜iPadを使って楽しく自己紹介

利用アプリ:
 「メモ」「メッセージ」「DropTalk」を利用して楽しく自己紹介の実践
 (簡単なiPadの紹介後、自己紹介物語に沿って取り組む)

 毎回、実習課題を物語風に提示する方式で実施する予定
 初回は、「自己紹介の実践」
  ・メモアプリやメッセージアプリを使い、
   文字入力・音声入力・スティッカーなどでアピール
   読み上げ機能も使いました
  ・DropTalkアプリの利用では、自分の顔写真を入れたり、
   画像を追加したり、音声をかえてみたりしました

楽しく自己紹介物語が出来ました。楽しみながら講習会に参加でき、次回も楽しみです、iPadを使ってコミニュケーションが取れることが素晴らしいと思いました、などの感想を聞かせていただきました。

■記録者によるメモ
 私たちの活動は、多岐にわたりますが、その集大成のような感じのiPad講座になるのではないかと思います。
 活動している分野ですが、個別サポートも含め、本当に幅広い分野の活動になります。複雑多岐の活動の中から生まれるアイデアもいっぱいあります。
 直接的なサポートだけでなく、パソコン・タブレット利用法など支援サポーターへの支援などの知見も増えてきていますし、ボランティア活動を支える基礎の部分への支援活動も増えました。
 活動の内容についての詳細報告はなかなかできませんが、講座物の内容もどんどん変化してきましたので、楽しみも倍増する感じと言えるかもしれません。ボランティア活動に参加していただける方もどんどん増えて欲しいと思っています。
 iPadなどが生まれたことで、私たちの活動の巾も深さも味わいもどんどん深化しています。

(記録;nomu)
posted by dss at 17:26| Comment(0) | パソコン講習会

2019年02月18日

iPhoneXSをVoiceOverで使う 07 置くだけ充電

■iPhoneは8から、充電する時に、ACアダプターをコードでライトニングコネクタに接続する必要は無くなっています。
ACアダプターに接続した、充電パッドの上に置くだけで充電が出来ます。
iPhoneXSにも当然その機能があります。
ライトニングケーブルは、小さいので、コネクタに接続するのは、面倒だなと何時も感じていましたが、これが解消されます。
もちろんライトニングコネクタに直接接続しても充電は出来ます。

■充電器の種類。
置くだけ充電器は、iPhoneXSには付属していませんので、別に購入する必要があります。
充電器の種類は、机の上などに平らに置く、「パッド式」とiPhoneなどを立てかける、「スタンド式」の2種類があるみたいです。

「パッド式」は置く位置が、少しずれると、充電をしないと言う書き込みが多くあります。
場所を取らないようで、便利そうですが、視覚障害者には、きちんと充電位置に置くことが確認しにくいかと思います。
そこで、私は、「スタンド式」にしました。
購入した「置くだけ充電器」は、次の物です。
「Anker PowerPort Wireless 5 Stand (第2世代 Qi ワイヤレス充電器 )」
これは、L字型になっていて、iPhoneの大きさぐらいの、縦位置の立てかけスタンドがあります。
そこに、iPhoneXSを立てかけるだけで、充電が開始されます。

ACアダプターとの接続コードは、L字型の底面の後ろに「マイクロUSB」コネクタがあります。
iPadのACアダプターから、ライトニングコネクタのケーブルを抜いて、そこに「置くだけ充電器」のケーブルのUSB Aタイプを差し込みます。
この機種は、ACアダプターに接続したままでも、熱は持たないようです。

これで、昔のらくらくホンみたいに、充電器に置くだけで、iPhonexSに充電が出来ます。充電器に置くと、例えば「31 充電済み」とガイドがあります。
iPhoneXSの充電ボタンにタッチしますと、「バッテリー電源 31 充電中」とガイドがあり、充電が開始されていることが確認出来ます。
iPhoneXSがスリープ状態になっている時は、タッチパネルに一度タッチしますと、現在時間をガイドします、そして右上の電源ボタンに、さわれば、「バッテリー電源 50 充電中」と充電状態が分かります。
iPadのACアダプターを使えばかなりの急速充電が出来ます。

ただし、この置くだけ充電器は、iPhoneのケースの裏側の厚さが4o以上有ると、充電をしないようです。
それとiPhoneのケースの裏側にポケットなどがあり、クレジットカードなどのカード類が入っている場合は、必ず外してからでないと、カードが駄目になります。
私は、iPhoneのケースは、何時も滑り止めだけの透明な薄型にしています。
今回購入したのは、次の物です。
「Ringke iPhone XS / iPhone X ケース ストラップホール 超薄型ケース 柔軟 ソフト Air (クリア)」。

(masana)
posted by dss at 10:09| Comment(0) | 視覚障害関係

iPhoneXSをVoiceOverで使う 06 Face IDの登録

■Face IDの設定をします。
「iPhoneXS」には、指紋での認証は無くなりましたが、Face IDの設定が出来ます。
Face IDとは、顔認証のことです。
「iPhoneXS」の、タッチパネルの画面を、見ている人の顔を確認して、認証をする機能です。
ですから、自分の顔を登録しておくと、自分以外の他人が、「iPhoneXS」を見つめてもロックの解除は出来ません。
パスコードを入力する画面になります。

■Face IDの設定は、次のようにします。
1.「Home」から、「設定」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。

2.[1本指の右スワイプ]をして行き、「Face IDとパスコード」を選択して、[1本指のダブルタップ]をして開きます。

3.パスコードを入力する画面になりますので、パスコードを入力します。

4.[1本指の右スワイプ]で、「Face IDを設定 ボタン」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。

5.Face IDの設定方法が表示されます。
[2本指の上スワイプ]で読みます。
「まず、顔を、カメラの枠内に入れて、それから顔の全ての角度が表示されるように、顔を動かしてください。」

6.「開始」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。

7.顔認証が始まります、「iPhoneXSを顔から25pぐらい離して、顔を枠内に入れてください」とガイドがあります。
「iPhoneXS」を少し動かしてみますと、「枠内に入りました」とガイドがあり、「スキャンを始めます」とガイドがあります。

8.顔を左右にゆっくりと動かします。
顔が枠内から外れますと、「顔を枠内に入れてください」とガイドで注意されます。
顔が枠内に入りますと、「左を向け」とか「右を向け」とか「上を向け」とか「下を向け」とか色々と、ガイドで指図があります。
その通りに、ゆっくりと顔を動かしていますと、「続ける」とガイドがあります。
[1本指の右スワイプ]で「続ける」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
もう一度、顔を動かしてスキャンをします。

9.「完了」とガイドがありましたら、[1本指のダブルタップ]をします。
これで Face IDの設定が終わりました。

■次の項目をオンにしておきます。
項目は、[1本指の右スワイプ]で選択します。
・「iPhoneのロックを解除」 オン。
・「アイチューンズストアとAppストア」 オン。
・「アップルペイ」 オン。
・「パスワードの自動入力」 オン。
・「Face IDを使用するには、注視が必要」 オン。
これをオンにしておきますと、セキュリティが高くなりますが、視覚障害者では、カメラを眼を開いて注視することが困難な場合がありますので、その時はオフに設定します。
オフにしておきますと、眼をつぶっていても Face IDが使用出来ます。
ただし、本人が寝ている時に、他人が本人の顔に、iPhoneを近づけて、ロックの解除が出来てしまいます。
浮気などをしている方は、奥様に注意、秘密のメールを見られてしまいます(笑い)。

浮気はしていませんが、私は、オンにしています。
何時ものサングラスをかけていても、かけていなくても認証されました。

「iPhoneXS」から二人まで、 Face IDが登録できます。

■ Face IDを使って、ロックを解除するのは、次のようにします。
1.タッチパネルを、一度タッチします。
現在時刻をガイドします。

2.まず、「iPhoneXS」を顔から25pぐらい離して、顔の正面に持ってきます。
眼をしっかり開けて、「iPhoneXS」の全面カメラのところを注視します。

3.タッチパネルの、下端から、「1本指で上にスライド」します。

4.二回目の、「ぷるっ」で指を離します。
Face IDが認証されますと、「Home」の画面が開きます。
認証に失敗しますと、パスコードの入力画面になります。

※「注視」をオンにしていて、中々 Face IDが認証されない方は、「注視」をオフにすれば、顔の向きが多少まっすぐでなくても認証されて、ロック解除が楽になります。
セキュリティが低くなるだけで、他の設定は変わらず使用出来るみたいです。

(masana)
タグ:顔認証
posted by dss at 10:06| Comment(0) | 視覚障害関係