何だか大変な状況ですねぇ、えぇ、新型コロナウイルスのことです。
今回の講座は5名の方の申し込みがあったのですが、感染が気になるとのことで2名の方が取り止めされ、更に体調不良で1名お休みされましたので、受講者2名(+お休みされた方のお母さま)と少し寂しい状況になりました。
何はともあれ、第1日目の報告をさせて戴きましょう。
日 時:2020年2月23日(日)13時30分から15時30分
場 所:八王子市心身障害者福祉センター第一会議室
参加者:2名
<学習内容>
・実習用iPadの設定の確認
・講習会進行内容関連事項のアンケート
・iWorkで実用文書の作成
(委員会開催案内と開催報告書の作成)


今迄の初心者講座ではiPadでどんなことができるかが主体の言わばご案内講座でしたが、今回はステップアップして実用文書作成が主となります。
受講者の中にはご自分のiPadを使われる方もいらっしゃいますので、講座に入る前に設定状況の確認をしました。
更に今回はWindowsでのWord、Excel、PowerPointに相当するPages、Nunbers、
Keynoteを使いますので、これらについてもアンケートでお聞きしました。


パソコンでWordやExcelを使われていても、iPadでそういう作業をされる方は少ないようです。
でもそれほど凝ったものを作らない限り、iPadだけでもかなり実用的のものを作ることができると知って戴くことが今回の眼目です。


講義が始まりました。
文章入力は時間が掛かりますので、予めテキストのベタ打ちファイルが準備されており、この文書の体裁を整えていくという学習方法です。
原稿が講師から受講者へAirDrop経由で配信され、作成準備が整いました。
iPadのマルチタスク機能を使い、メモアプリの原稿をPagesにコピペし、「なんでも同好会 第1回委員会の開催案内」を作成します。


フォントやフォントサイズの変更、右寄せ・左寄せ、中央揃え、箇条書きリスト、インデントの調整等々を行います。
WindowsのWordで慣れているこれらの機能も、iPadでは少し様子が違います。
隣のサポーターがその場所を丁寧に示し、文書作成は順調に進みました。


案内状が終ると、次はこの委員会の開催報告の作成に移ります。
大体の操作が判った受講者は全体的に少し静かになり、熱心に文書作成に取り組まれました。
こういう報告書のモデルはビジネス文書で、公官庁の文書が基本になります。
更にこれを歴史的に考察すると古くは内務省の文書取扱規定であり、当時の欧米文化を日本様式に取り入れたもの、更に遡ると巻紙の文書になるそうです。
そこまでは考えなかったなぁ!
iPadの講座が歴史の勉強になるとは、この講師の講義は奥が深い!!
第1日目の講座は文字のみの使用で終わりましたが、次回は画像や図形を取り込んだ文書作成になります。
更に表やグラフ、計算式の挿入、プレゼンテーション資料作成と続き、広範囲の講義が予定されています。
乞う、ご期待!!
記録 : TUNA
追記;
新型コロナウイルスの影響が益々大きくなってきました。
報告書を書いている所に、2回以降の講座中止の連絡が入って参りました。
申し訳ございませんが、今回の報告は第1回のみになってしまいました。
事情ご理解のほどお願い申し上げます。