2020年07月07日

Chrome OS 搭載タブレットPCの紹介 Part1 概要編

どうもこんにちは。お久しぶりですね。気ままです。
長かった緊急事態宣言も終わり、dssの活動も徐々にですが再開してきました。
とは言えまだまだ予断を許さぬ状況ですので気を引き締めてまいりましょう。

さて、今回は少し馴染みない、「Chrome OS」を搭載した端末に触れる機会がようやく来ましたので、簡易的ですが設定方法や使用方法を書いていきます。

私が今回入手したのは「Acer」製のタブレット型パソコン、「Chromebook Tab 10」です。
これは商品名ですが、正確な型番は長くわかりづらいので割愛します。
まずはカタログスペックから見ていきましょう。

CPUはRockChip社製のOP1というチップ。
メモリーは4GB。ストレージ記憶容量は32GBです。
9.7インチのタッチディスプレイを搭載しており、最大解像度は2048*1536。
カメラも付いていて、アウトカメラが5MP、インカメラが2MPとなっています。
ポート類はUSB Type C端子(充電、データ転送兼用)が一つ、それからヘッドホンジャックが一つ、最後がmicro SDカードスロット一基です。
その他にはGセンサーとジャイロスコープを搭載し、Bluetoothのバーションは4.1となっています。

何より特徴的なのは、本体に付属している「EMRスタイラスペン」による手書き機能ですね。
本体に内蔵されているペンを引き抜くことで、ペンメニューが表示されます。
メニュー内からは範囲描画によるスクリーンショット撮影や、手書きメモ機能などが利用できます。
その他付属品は保証書や説明書等の書類一式、ACアダプターと電源ケーブルです。

さて、スペック詳細が長くなってしまいましたがここでこの端末のさらなる特徴をご紹介しておきます。
まずは冒頭でも書いた「Chrome OS」搭載という点。
パソコンの基本ソフト(OS)には大まかに「Microsoft」が開発、販売している「Windowsシリーズ」、「Apple」が開発、自社のパソコンにのみ搭載、販売している「Mac OSシリーズ」が存在します。
これらとは別に、オープンソースのカーネルである「Linux」をベースにしたOSが多数あります。

今回の「Chrome OS」はどちらかと言えば「Linux」をベースにしているOSであり、「Google」が開発をしています。
このOSの特徴は、「軽快な動作」、「クラウドベース」、「Googleサービスへの特化」といったものが挙げられます。

まず「軽快な動作」に関してですが。
このOSは先も書いたとおり「Linux」、もっと言えばその「Linux」をベースにした「Android OS」をベースに開発されているようです。
もともとスマートフォン用のOSである「Android OS」を「クラウドベース」に改良したことによって、端末本体の性能に極力依存しないOSが誕生。
それが「Chrome OS」というわけです。
端末本体の性能への依存が少ないので、軽快な動作が見込めるわけです。

次の項目「クラウドベース」は前の「軽快な動作」の項目につながっており、「Chrome OS」ではその処理の殆どをクラウド上で済ませることができます。
具体的には、「Chrome Webブラウザー」上でできることは大抵がWebサービス、それも「クラウドベース」のものであり、「Chrome Webブラウザー」をメインに据えて開発された「Chrome OS」はクラウドサービスに大きく依存しているわけです。
Web上で利用できるサービスには主に「Youtube」、「Google Suite」などです。

最後の「Googleサービスへの特化」ですが、これも前の項目「クラウドベース」とつながっています。
Googleサービスには主に「Google Play Store」よりアプリケーションをDLして使うものと、先程も書いたWeb上で完結するものがあります。
「Chrome OS」ではその両方を利用することができます。が、逆にこの2つのサービスでは賄えないような作業は「Chrome OS」ではできないことになります。

ここまでが「Chromebook Tab 10」と「Chrome OS」の特徴でした。
予想以上に長くなってしまいそうですので、記事を分割し投稿したいと思います。
それでは、Part2 初期設定編に続く...
posted by dss at 18:27| Comment(0) | フリートーク
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