2008年12月23日

ATOK・クリックパレット(スクリーンキーボード)

ジャストシステムが販売している「ATOK」は、10年くらい前、日本でもっとも使われていた日本語入力ソフトでした。今は、MSIMEにその位置を奪われてしまいましたが、その使い勝手は、さらに磨きがかけられ、その変換効率も素晴らしいものになっています。 (毎年バージョンアップしている、「ATOK」信者より) 先日行われた、練馬区障害者IT支援者養成講座の事例紹介の中で、ATOKに付属する「クリックパレット」が入力補助ソフトとして、とても使い易いとのお話しが有りました。特に、ドラッグするだけで見やすい大きさに変更出来る事が、細かいマウス操作に苦労している人にとても喜ばれているとの事です。 ATOKクリックパレット・ひらがな1 ATOKクリックパレット・ひらがな2 ATOKクリックパレット・顔文字 ところが、このパレットを呼び出す操作が、ATOK言語バーの小さなアイコンから行わなければならないのが、難点と言われました。部会の皆さんは記憶されているかと思いますが、数年前、障害別パソコン講習会・上肢コースの受講者でキーボードを記憶するのが苦手な(脳機能障害のため)方がいて、クリックパレットを紹介した事があります。その時、同じ問題にぶつかり、簡単な方法を探しました。 いろいろ試行して、メニューの中にその設定項目があった時は、「やった!!」と思わず叫んでしまいました。(ただし、講習会中で声は出せませんでしたが・・・・) その後、この方法は、寮護施設のKさんも「パッドdeマウス」+「ゲームパッド」の組み合わせで、ワンボタンで呼び出して使っています。とても便利な機能ですので、設定方法をもう一度紹介させていただきます。 1.ATOK言語バーのプロパティアイコンをクリック(ctrl+f12)、「キー・ローマ字・色」タブを選択 2.キーカスタマイズボタンをクリック 3.右側のスライドバーで下段へ移動して、クリックパレット項目をクリックし、変更ボタンを押します 4.キーの変更ウィンドウで、メニューボタンを押し、キーボードから変更を選択します。 5.任意(この場合はF12)のキーを押し、OKボタンを押します。 これで、日本語入力時に設定したキーを押すと、クリックパレットが表示されます。消す場合は、もう一度同じキーを押します。 クリックパレット・設定1 クリックパレット・設定2 クリックパレット・設定3 ATOKクリックパレット・設定4 atok_settei5.jpg ATOKクリックパレット・設定6 (みーと)
posted by dss at 22:29| Comment(4) | TrackBack(0) | ソフト・機器情報
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