2020年07月08日

Chrome OS 搭載タブレットPCの紹介 Part3 Chrome OS利用編

さて、Chrome OSの紹介についての記事もいよいよPart3です。
引き続き気ままがお送りいたします。

さて、前回の記事で初期設定が終わりましたので、次は実際にChrome OS利用してみたいと思います。
まずはデスクトップ画面の説明から。
Screenshot 2020-07-08 at 11.05.51.png
まずは画面上側に注目。「デバイス、アプリ、ウェブを検索...」とあるのが「検索バー」です。
ここに自分の知りたいことや使いたいアプリ名などを入力することで、検索ワードを入力した場合はWebでの検索結果を、アプリ名を入力した場合は該当するアプリを表示してくれます。なお、インストールされていないアプリを検索した場合にはアプリのストアページへ案内してくれます。

検索バーのすぐ下にも、アプリ名やアイコンが表示されています。
これはWindowsOSの「クイックアクセス」に近い機能です。
直近で利用したアプリの一覧が表示されています。
表示されているアプリをタップすると、該当アプリが立ち上がります。

画面中央には縦4列、横5列の「アプリアイコン」が並んでいますね。
これはAndroid端末やiOS/iPadOS端末を触ったことがある人ならお馴染みかもしれません。
私はすでに壁紙を変えていくつかアプリをインスールしているので若干デフォルトのデスクトップとは異なっています。
デフォルトのデスクトップでは、壁紙はメーカー標準のものに、「アプリアイコン」はGoogle謹製のアプリのものしか存在しません。

そして画面下側。
まずは左側ですね。二重丸のような白丸マークがありますが、これはAndroid端末や一部iOS/iPadOS端末で言う「ホームボタン」の役割を担っています。
この「ホームボタン」を押すことによって、現在利用しているアプリから簡単にデスクトップ画面へと戻ることができます。

その「ホームボタン」右側、「アプリアイコン」が複数並んでいる場所。
iOS/iPadOS端末では「ドック」と呼びますね。Chrome OS端末では「シェルフ」と呼びます。
この「シェルフ」にはいつも使うアプリを配置しておけます。

さて、「シェルフ」のさらに右側にはペンのマークとアイコン、時計等が表示されています。まずはペンのマーク。これはPart1の記事で書いた「ペンメニュー」というもので、これを選択するとスクリーンショットの撮影や手書きメモの作成などが行なえます。

その隣のアイコン、これらはまとめて「ステータスバー」と呼ばれるものです。
iOS/iPadOS端末やAndroid端末にも、画面上部にバッテリー残量や現在時刻、Wi-Fiやモバイルネットワークの接続状況が表示されている部分があると思います。
Chrome OSの「ステータスバー」もそれらと同じ役割を担います。

「ステータスバー」についてはもう少し補足があり、「ステータスバー」をタップするとWi-FiやBluetoothの設定に簡易的にアクセスできる「クイック設定」を表示させることができます。Android端末にも同じ機能がありますね。
なお、iOS/iPadOSの場合は「コントロールセンター」が同じような機能に該当すると思われます。

さて、最後は画面下側の最も右側にあるアイコン。長方形のようなアイコンです。
これは「画面切り替え(タスク切り替え)」を行うボタンです。
Androidには同じ機能が、iOS/iPadOSでもほぼ同じ機能であるApp Switcherが搭載されていますね。

デスクトップ画面の説明は以上です。
ここからの詳細な使い方についてなのですが、実は私もまとめられるほど使い込んでいないのでわからないです。
基本的には「アプリアイコン」をタップしてアプリを起動、機能を利用するというのが流れなのですが...
Tipsを読んでみるとそれ以上に色々とできそうなので。
細かい使い方や便利な設定方法、機能等については追々、個別の記事として投稿していきたいと思います。

これでひとまず、「Chrome OS搭載タブレットPCの紹介」記事は終わりです。
最後まで駆け足になってしまいました。
Part3は利用編というよりはデスクトップ画面の詳細説明になってしまいましたが、何かの参考になれば幸いです。

最近では教育現場等での導入が進み、情報も潤沢になってきたChrome OSですが、WinodwsOSやMac OSに比べるとまだまだ情報は少ないと思いますので。
このブログにて少しでも情報共有できればなと思っています。
それでは、3回に渡る長文お付き合いいただきありがとうございます。
気ままでした。
posted by dss at 11:59| Comment(0) | フリートーク

Chrome OS 搭載タブレットPCの紹介 Part2 初期設定編

さて、前回の記事「Chrome OS搭載タブレットの紹介 Part1 概要編」に引き続き気ままがお送りいたします。

今回は前回のような長い概要解説ではなく、実際に設定をやっていこうと思います。

まずはじめに、「Chromebook Tab 10」の外観について説明していきます。
本体前側は全体がつるつるとしたガラス面です。
右側面上部にはボタン類が2つ。上側が電源ボタン、下側が音量のUP/DOWNボタンです。
さらにその下にmicro SDカードスロットがあります。
右側面最下部にはEMRスタイラスペンが内蔵されています。
左側面には何もありませんが、下側に技適情報等のシールが貼ってあります。
本体下側にはスピーカーと一番右側まで行くとUSB Type C端子がありますね。
上側には同じくスピーカーと、一番右側にヘッドホンジャックがあります。
「Chromebook Tab 10」の外観については以上です。

さて、では早速初期設定に入っていきましょう。
まずは電源ボタンを長押しします。
そうすると電源がオンになります。
私の端末はすでに充電されていましたので、すぐに起動しましたが一度充電してからでないと起動しない個体もあるかもしれません。

電源を入れるとしばらくして、ロゴの表示後、「ようこそ!」画面に切り替わります。
使用言語とキーボードの設定を聞かれますので自分で使用する言語とキーボードを選択して設定を進めていきます。
ネットワークの設定をしていきます。
「Chrome OS」は基本的にはネットにつないで使うものなので、ネットワーク設定は必須になります。
自分の利用したいWi-FiネットワークのSSIDを選択、パスワード入力欄にパスワードを入力し設定を進めます。
その後、Googleアカウントにログイン、各種事項に同意し、設定を進めます。

最後駆け足でしたが、これで設定は完了です。
設定が完了すると、デスクトップ画面に切り替わります。
いよいよ「Chromebook Tab 10」の利用準備が整ったようです!!!
次回記事は「Part3 Chrome OS利用編」です。
posted by dss at 11:02| Comment(0) | フリートーク

2020年07月07日

Chrome OS 搭載タブレットPCの紹介 Part1 概要編

どうもこんにちは。お久しぶりですね。気ままです。
長かった緊急事態宣言も終わり、dssの活動も徐々にですが再開してきました。
とは言えまだまだ予断を許さぬ状況ですので気を引き締めてまいりましょう。

さて、今回は少し馴染みない、「Chrome OS」を搭載した端末に触れる機会がようやく来ましたので、簡易的ですが設定方法や使用方法を書いていきます。

私が今回入手したのは「Acer」製のタブレット型パソコン、「Chromebook Tab 10」です。
これは商品名ですが、正確な型番は長くわかりづらいので割愛します。
まずはカタログスペックから見ていきましょう。

CPUはRockChip社製のOP1というチップ。
メモリーは4GB。ストレージ記憶容量は32GBです。
9.7インチのタッチディスプレイを搭載しており、最大解像度は2048*1536。
カメラも付いていて、アウトカメラが5MP、インカメラが2MPとなっています。
ポート類はUSB Type C端子(充電、データ転送兼用)が一つ、それからヘッドホンジャックが一つ、最後がmicro SDカードスロット一基です。
その他にはGセンサーとジャイロスコープを搭載し、Bluetoothのバーションは4.1となっています。

何より特徴的なのは、本体に付属している「EMRスタイラスペン」による手書き機能ですね。
本体に内蔵されているペンを引き抜くことで、ペンメニューが表示されます。
メニュー内からは範囲描画によるスクリーンショット撮影や、手書きメモ機能などが利用できます。
その他付属品は保証書や説明書等の書類一式、ACアダプターと電源ケーブルです。

さて、スペック詳細が長くなってしまいましたがここでこの端末のさらなる特徴をご紹介しておきます。
まずは冒頭でも書いた「Chrome OS」搭載という点。
パソコンの基本ソフト(OS)には大まかに「Microsoft」が開発、販売している「Windowsシリーズ」、「Apple」が開発、自社のパソコンにのみ搭載、販売している「Mac OSシリーズ」が存在します。
これらとは別に、オープンソースのカーネルである「Linux」をベースにしたOSが多数あります。

今回の「Chrome OS」はどちらかと言えば「Linux」をベースにしているOSであり、「Google」が開発をしています。
このOSの特徴は、「軽快な動作」、「クラウドベース」、「Googleサービスへの特化」といったものが挙げられます。

まず「軽快な動作」に関してですが。
このOSは先も書いたとおり「Linux」、もっと言えばその「Linux」をベースにした「Android OS」をベースに開発されているようです。
もともとスマートフォン用のOSである「Android OS」を「クラウドベース」に改良したことによって、端末本体の性能に極力依存しないOSが誕生。
それが「Chrome OS」というわけです。
端末本体の性能への依存が少ないので、軽快な動作が見込めるわけです。

次の項目「クラウドベース」は前の「軽快な動作」の項目につながっており、「Chrome OS」ではその処理の殆どをクラウド上で済ませることができます。
具体的には、「Chrome Webブラウザー」上でできることは大抵がWebサービス、それも「クラウドベース」のものであり、「Chrome Webブラウザー」をメインに据えて開発された「Chrome OS」はクラウドサービスに大きく依存しているわけです。
Web上で利用できるサービスには主に「Youtube」、「Google Suite」などです。

最後の「Googleサービスへの特化」ですが、これも前の項目「クラウドベース」とつながっています。
Googleサービスには主に「Google Play Store」よりアプリケーションをDLして使うものと、先程も書いたWeb上で完結するものがあります。
「Chrome OS」ではその両方を利用することができます。が、逆にこの2つのサービスでは賄えないような作業は「Chrome OS」ではできないことになります。

ここまでが「Chromebook Tab 10」と「Chrome OS」の特徴でした。
予想以上に長くなってしまいそうですので、記事を分割し投稿したいと思います。
それでは、Part2 初期設定編に続く...
posted by dss at 18:27| Comment(0) | フリートーク