2019年04月16日

Sさんへのサポート(マウス・音声入力改善)

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Sさんと出会ってから早くも一年4ケ月が過ぎました。スティックで操作する電動車いすで移動、左手の上腕はぼぼ自由が利かない、右手はマウスの操作はできるものの、キーボードを打つには上体を大きく動かさないとできません。
これらのハンデをのり越えPCで、情報検索やWord、Excelなどを利用しやすくするため、マウスの代わりに任天堂ゲーム機SWITCHのジョイスティックでマウスカーソルを操作し、またキーボードの代わりにスマホの音声入力機能を紹介しました。
いろいろと試していただき、PCがより利用しやすくなったツールであり、これでより情報獲得の世界が広がったと喜んでいただきました。

●任天堂ゲーム機SWITCHのジョイスティック(Joy-Com)をWindows10 PCにBluetooth接続して、「JoyToKey」キーボード入力変換アプリを利用して、マウスの代替えを実現しました。

●スマホにRemote mouseアプリをインストール、PCにRemote Mouseサーバをインスートル、スマホとPCを同じWi-Fiに接続してこれで準備完了です!
http://www.remotemouse.net/
アンドロイド、iPhoneスマホで任意のPCアプリで「音声入力」が可能になります。

参考資料はこちらからどうぞ
#02 JoytokeyでGoogle音声検索20190416.pdf
#03 Remote mouseで音声入力20190416.pdf
タグ:NICOTT
posted by dss at 19:20| 施設サポート

2012年08月07日

トーキングエイドの代替器具

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以前通所でのサポートで、トーキングエイドをPCのキーボードとして使うことを報告しました。
それ以来彼女は使い慣れた機器での入力で、大変便利になりました。
ところが特に空き時間、今迄いろいろおしゃべりが楽しめましたが、それが無くなってしまいました。

最初にiPadのソフト「トーキングエイド for iPad」の利用を考えましたが、これは有償ソフト
(6,900円)であり、更に実際に使用するにはキーガード(3,675円)やプロテクトケース(19,950
円)も必要ということで、随分の出費になってしまいます。

そこで今回、以前から使われていたテクノツールのひらがなキーボード(PS/2)をUSB変換器を介し
てノートPCに繋ぎ、視覚障害者用ソフト、PCトーカー7とMyEditを組合せて用いてみました。
1文字入力する度に音声が出ますので、間違った入力は自分での訂正が容易です。
1文章打ち終えた際には「enter」でその文章が読み上げられます。

これで何とかコミュニケーションが取れるようになりました。
写真におしゃべりの一部を載せましたが、これは最近買った彼女専用のタブレットPCについてで、
最近はまっているゲームは「ぷよぷよ」ということでした。       TUNA
posted by dss at 11:06| Comment(2) | 施設サポート

2012年01月23日

USB電源LEDライトの利用

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以前より報告しています、通所でのサポートの状況です。
この方は視力が弱いため、入力の際キーボード(トーキングエイド)の上に覆い被さるようにして操
作されます。
そこでUSB電源のLEDライト(USB-TOY59;サンワサプライ)を使ってみました。
通常の蛍光灯スタンドなどは大きい傘が付いていて、それが邪魔になります。
このLEDライトは発光部が細く、画面を見る際にも邪魔になりません。
LEDは直線的に10個付いており、明るさもまずまずでした。
案外使い勝手がいいように思いましたので、報告させて戴きました。
(TUNA)
posted by dss at 21:38| Comment(0) | 施設サポート