大学ではゼミと呼ばれる授業が行われています。少人数の学生が教師を囲み、自分の興味のある分野の学問について、深く勉強することができます。
大学のゼミにならって、DSS、情報ボランティア障害者支援の会は、昨秋、スマホ・タブレット少人数ゼミを、聴覚障害者グループと肢体不自由者グループについて開催し、それぞれ5-7名の参加がありました。
両グループとも一日2時間、4日間の日程で、Google Maps、Yahoo!乗換案内、乗換NAVITIMEのアプリを選び、一つのアプリを2時間以上かけて実習しました。
通常のタブレット入門講座は、2時間ほどの間に、スマホ・タブレットの特徴と基本操作の方法を紹介したあと、5−8のアプリを体験します。約20分ごとにいろいろなアプリを体験できるので、スマホ・タブレットの全体像を体得するのにはいいのですが、アプリを使いこなす実力は養成できません。
今回の少人数ゼミを参加した方々の感想では、それぞれのアプリの幅広い、奥深い使い方を発見できたという喜びが報告されています。またその後の皆さんを見ていると、その方法を他のアプリに応用する力もつけられたように見受けられます。
【ご案内】2016年も、昨年に引き続きスマホ・タブレットの少人数ゼミの開催を予定しています。関心のある方は、DSSへお問い合わせください。
(記:yoton、動作確認はiPad Air2 iOS9.3.1およびiPhone6 Plus iOS9.3.1による)