2019年04月21日

NVDAレポート 01 初めに

最近では、弱視の方が、パソコンをスクリーンリーダーの音声を使って操作したいと言う希望を良く聞きます。
ですが、スクリーンリーダーの定番である、高知システムのPC-Talker10は、障害者手帳の等級が、1級か2級でないと、福祉からの助成が出ません。
自費で購入しようとすると価格が4万円と高価なので、購入を迷っている方が多く居られます。
そこで、今回無料で使えるスクリーンリーダーの「NVDA」を使って、Windows10での使い方を検証してみたいと思っています。
「NVDA」の詳しい情報は以下のURLをご覧ください。

NVDA 日本語版ガイドブック nvdajp-book
http://nishimotz.github.io/nvdajp-book/

今回は新しい「Windows10タブレット」に、最初から「NVDA」だけをインストールして検証をします。
新しく購入したWindows10タブレットは、次の物です。
「マイクロソフト Surface Go (128GB/8GB) MCZ-00014」

主な仕様を書いておきます。
OS種類 Windows 10 Home (Sモード) ネットワーク接続タイプ:Wi-Fiモデル
記憶容量 128GB メモリ 8GB
CPU:Pentium Gold 4415Y1.6GHz
コア数:デュアルコア
マイク ○
その他機能 
画面性能:画面サイズ 10 インチ パネル種類:画面解像度 1800x1200
ネットワーク:
Wi-Fi(無線LAN) IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:Bluetooth4.1
オートフォーカス付きリア カメラ 背面カメラ: 画素数 800 万画素
フルHD動画撮影 ○
サイズ・重量:522g 幅245mmx高さ8.3mmx奥行175mm
カラー:シルバー 
Office2016が付属しています。
実質の販売価格は、7万円前後です。
キーボードカバーは別売です。

このタブレットは、OSがWindows10のSモードです。
このSモードではスクリーンリーダーなど、今までのデスクトップアプリケーションは、インストール出来ません。
そこで、セットアップ後に、通常版に変更します。
変更方法は割と簡単なようです。
でも、スクリーンリーダーをインストールする前に、行なわなければなりませんので、Windows10の標準スクリーンリーダーのNarratorでうまく出来るかどうかも、テストしなければなりません。

(masana)
posted by dss at 09:12| Comment(0) | 視覚障害関係

2019年04月16日

Sさんへのサポート(マウス・音声入力改善)

20190416.JPG
Sさんと出会ってから早くも一年4ケ月が過ぎました。スティックで操作する電動車いすで移動、左手の上腕はぼぼ自由が利かない、右手はマウスの操作はできるものの、キーボードを打つには上体を大きく動かさないとできません。
これらのハンデをのり越えPCで、情報検索やWord、Excelなどを利用しやすくするため、マウスの代わりに任天堂ゲーム機SWITCHのジョイスティックでマウスカーソルを操作し、またキーボードの代わりにスマホの音声入力機能を紹介しました。
いろいろと試していただき、PCがより利用しやすくなったツールであり、これでより情報獲得の世界が広がったと喜んでいただきました。

●任天堂ゲーム機SWITCHのジョイスティック(Joy-Com)をWindows10 PCにBluetooth接続して、「JoyToKey」キーボード入力変換アプリを利用して、マウスの代替えを実現しました。

●スマホにRemote mouseアプリをインストール、PCにRemote Mouseサーバをインスートル、スマホとPCを同じWi-Fiに接続してこれで準備完了です!
http://www.remotemouse.net/
アンドロイド、iPhoneスマホで任意のPCアプリで「音声入力」が可能になります。

参考資料はこちらからどうぞ
#02 JoytokeyでGoogle音声検索20190416.pdf
#03 Remote mouseで音声入力20190416.pdf
タグ:NICOTT
posted by dss at 19:20| 施設サポート

2019年03月23日

パソコンステップアップ講座?楽しくiPadでコミュニケーション?

パソコンステップアップ講座(4日目)

〜楽しくiPadでコミュニケーション〜

日時;3月10日(日)13時30分から15時30分
場所;八王子市心身障害者福祉センター
参加者;4名(+保護者2名)
スタッフ;9名
・講師役;1名
・個別サポーター;6名(保護者担当含む)
・その他;2名
  記録など

講座内容;

*テーマ
 「イベント参加」物語
〜iPadを使い、講習会参加の計画を立てる

*利用アプリ:
 「Safari」「メッセージ」「ショートカット」
 「Google Maps」「カレンダー」など

【講師の感想】

実習手順については、まずは全体の流れを説明し、詳細はサポーターにお任せする方式で進行させました。
受講者のタブレット習熟度や、障害の種類・程度に応じて個別に対応して実施という対応の仕方で、滞りなく進行できました。
今回も、実習課題は、物語形式で提示しました。
「Safari」「地図アプリ(経路検索)」「スクリーンショット」「ショートカットアプリ」「カレンダー」「メッセージ」と細切れの実習課題ですが、通常であれば目移りして消化不良になるところ、一連の物語りで意味が繋がれているため、違和感なく実習を進行できたと思います。

【参加者の感想】

4回の講習ありがとうございました。ここまで通ってくるのが大変でしたが、4回とも参加することができて大変ためになりました。
ショートカットの使い方をもっと勉強すればいろいろ使えると思うので今後も教えてください。
全4回やって分からない事もありましたが、楽しかったです。
iPad講習会 いろいろな操作を学べ 感謝しています。
わずか4日間だったのですが、初めて知ったことが多かったです。
4日間ありがとうこざいました。 アイパッドを今後使う機会があれば活用したいです。


記録者からの追加
 頸椎損傷など障害に応じた対応でのiPad講習会を行い、タブレットの威力を再認識させられる機会でもありました。手製のスティック(会員制作の優れもの)を口で操作しながら音声入力も併用されるなどお見せしたいぐらいでした。パソコンだけでこれだけのことをしようと思うとなかなか大変ですが、タブレットが出てきて、とても利用の巾が拡がり、しかも以前とは比べものにならないような安価な方法で視線入力なども可能になってきました。もちろんまだまだ進化していくと思われますが、今現在でも、すごいなあと感心させられる利用者の皆さまの努力の成果を見られ、ただただすごいなあ、すごいなあと感心するシーンが多かった講習会でもありました。
障害に応じてと言葉では簡単に言えますが、なかなか奥深いことですので、さらなる努力をしながら、障害対応の技術も磨かなければと思ったことでした。

今回は、視覚障害・聴覚障害以外の障害対応ということでの講習会。心障センターでの障害対応のパソコン・タブレット講習会もどんどん進化していきます。今年度の講習会はこれでおしまいですが、次年度も研鑽を重ねながら、新しい取り組みなど加え、いろいろ実施予定です。

(記録;nomu)
タグ:iPad
posted by dss at 10:30| Comment(0) | パソコン講習会