2018年10月24日

パソコン講習会視覚コース 1日目

日時;平成30年10月21日(日)13時30分から15時30分
場所;八王子市心身障害者福祉センター 第一会議室
受講者 ; 6名

学習内容
    1.パソコンの起動と終了
  2.ホームポジションについて
  3.タッチタイピングによる文字入力の練習方法。

 秋も深まり、恒例のパソコン講座視覚コースが始まりました。今回もいろいろな事情がある方6人が講座を受講されました。さすがに時代の流れかパソコンはいずれの方も持ってないにしろ使える環境にはあるようでした。目に障害があると言ってもさまざまで、白杖を持っているからといって、必ずしも全盲ではないし、目が見えるからといって、障害者ではないということではないとは前回のボランティア講習会で学んだことでした。学習内容がいまいち受講生に伝わってないように思えるのは今回だけではないような気がします。講座の内容はシラバスとしてホームページで見られるようにするのも、受講生の募集に役立つかもしれません。我々の周りではPC-Talkerが当たり前ですが、世間ではまだ普通ではないのでしょうか。また、無料のNVDAへの関心も高かったです。

 今回の講座の主目的はタッチタイピングです。タッチタイピングと比べられるのはピアノを弾くことと較べられます。鍵盤を見ずに譜面を見ながら演奏するのはまさにタッチタイピングに似ていますが、根本的に違うのはタッチタイピングは指のおく位置が決まっていること、つまり、ホームポジションがあるということです。

 このホームポジションについては「打ったら必ず戻さなくてはいけないのか」という素朴な疑問がわいてきます。ネットで調べると、次に打つべきものが近くにあれば、ついでに打つのはそれはそれで進化ですが、はじめは戻すべきだという回答でした。中には「そういう質問は何を言っているのか意味が分かりません」と“サンドイッチマン”のボケのような回答もありました。それは、どこかの指が必ずホームポジションにあるので、戻すも戻さないもないと言うことでした。ホームポジションとはだけではなく、左手で言えば全部がホームポジションで、ざっくばらんに言えば人差し指を使っているときは小指が、小指を使っているときは人差し指がホームポジションにおくべきだそうです。
これを知らなかったのは私だけかも。

 初日の今回は、パソコンの起動終了の会得と、K講師の2時間で五十音をマスターするとの気合の入った指導の元、経験により差は出ましたがみなさん五十音を打てたようです。

                    (ET


posted by dss at 05:11| Comment(0) | パソコン講習会

2018年09月21日

体験型ICTセミナーinクリエイトホール

日時;平成30年9月15日(土)10時から12時
場所;クリエイトホール 10F 第2学習室
受講者 ; 6名
講座内容
 iPhoneで読み上げ
 iPhoneで音声入力
 Line で音声→テキスト
 ボランティア講習会の紹介

      1.JPG      2.JPG
 9月15日クリエイトホールにて体験型ICTセミナーiPhone iPadの新技術を体験しようという企画がDSSの主導のもとで行われました。内容は盛りだくさんですべてをお伝えすることは出来ないので一部を紹介します。全体は4部に分かれ、前半の講師をYTさん、後半はYOさんが務められました。その後YTさんでDSSの紹介、最後にDSSのサポーターと受講者で自由に話し合ってもらいました。

 前半のお話
 「iPad iPhone」と私たちの関係を考えるとともに、身障者の生活にとって「iPad iPhone」はどんな役割かを考えることから始めました。「公正さ」を理解するという考えを中心に据え、「何に困っているのか?」「何を求めているのか?」「何があれば良いのか?」という視点に立ち「同じスタートラインに立つ」ために「平等」でなく「公平」でなくてはいけないという考えに至りました。そのためには、ICT支援機器を活用することが必要であり私たちDSSはそのお手伝いをしています。
 障害者がどのようにして情報を得ているかというと、マスコミや身近な人から得ているのが大きいです。電子機器から情報を得ている人はまだ少数派です。また、何らかの障害で読書に不自由している人は1000万人もいます。
 障害を乗り越えるために支援ツールが多数紹介されましたが、4つの要となるスライドを挙げておきます。

      3.jpg      4.jpg
           その1               その2
      5.jpg      6.jpg
           その3               その4
支援技術その1 スマホで画面の項目を読み上げさせる。
支援技術その2 スマホやタブレットで電子書籍を読み上げさせる。
支援技術その3 各国言語を翻訳して音声で読み上げる
支援技術その4 Google ドキュメントを使いiPhoneで音声入力する


後半のお話
● 聴覚障害者とは聴覚に障害があり聞こえが不自由なこと障害の程度は医学的な
  聴力測定による。
 ◆ 聴覚レベル70dB以上で身体障害者手帳が交付、手帳候補者は全国で約36万人。
 ◆ 聴覚レベル70dB未満の軽・中等度の難聴者や高齢者は約800万人(総人口の5%)。
 ◆ ろう者:音声言語を習得する前に視聴した人。
   手話(自然語に近い日本手話)を母国とする方が多い。
 ◆ 中途視聴者:音声言語を習得後に視聴した方。
   ほとんどの方は話すことができる。
   日本語に対応した手話を習得した方もある。
 ◆ 難聴者:聞こえにくいけれどまだ聴力が残っている方。
 ◆ 中途失聴・難聴者; 中途失聴者の大部分が難聴者のため連結して呼ばれることもある。
 ◆ 高齢難聴者:老人性難聴とも言う。聴力が100dB以上でも通常は「ろう者」とは言わない。
 ◆ どんなことにお困りですか?
   1.鉄道の車内のアナウンス
   2.エレベーターの非常通報ボタン
   3.110番 119番の緊急ダイヤル
   4.災害時の避難所や町内アナウンス
   5.マスクで口の形が見えない
   6.クレジットカードの紛失の連絡
   7.職場での会議など大人数の会議
   8.話せる=聞こえる勘違い
   9.病院の待合室での呼び出し
   10.ドライブスルーでの注文
ここでも支援のツール、使い方が多数紹介されましたが、LINEの応用例をスライドで紹介します。

      7.jpg      8.jpg

●話言葉でのコミニュケーションが苦手な方々
 ・自閉症発達障害
 ・高次脳機能障害に伴う失語症
 ・筋肉の萎縮をきたす疾患(ALSなど)
 ・認知症など
 ◆ 携帯情報端末以前のAAC(補助代替えコミニュケーション)
 ・絵カード:カード作成が難しい、必要な時に取り出せない
 ・VOAC機器:事前準備に手間がかかる、会話補助が必要な時に持ち出せない

「iPad iPhone」を利用した場合の改善されたAACの事例をスライドから2枚紹介します。
      9.jpg      10.jpg
(このブログの内容はすべてYT氏、YO氏のセミナー用スライドから転用しました)

                  (記録:ET)



posted by dss at 11:26| Comment(0) | ボランティア活動

2018年09月14日

PCステップアップ講習会(Excelコース)4日目

日時;平成30年9月9日(日)13時30分から15時30分
場所;八王子市心身障害者福祉センター 訓練室
受講者 ; 6名
学習内容
 前回の復習
 小遣い帳の作成
  (前準備)日付データを書式設定により、曜日で表示する方法の説明。
  新規ファイルを開き、1行目の項目(日付、曜日、支出品目、支出明細、
  支出金額、収入明細、収入金額)を入力。
  2行目データを入力しながら書式設定、入力規則。
  テーブル作成、残高の自動計算、SUMIFによる計算、円グラフ作成。

      41.JPG      42.JPG
 EXCEL講習会4日目です。使う部屋が訓練室に変わってしまい、スペースが半分になってしまいました。受講生とサポータでいっぱいになってしまい、ほかの人の机は用意できませんでした。狭いのは不便ですが、その分説明用のテレビが近くになり細かい式も見えるので、今まで不自由していた方は喜んでいました。
 今回の主題は「小遣い帳の作成」です。項目の設定からはじめます。

43.JPG  44.JPG  45.JPG
      (1)           (2)           (3)
 (1)は日付の設定・・・書式設定 日付 3月14日
 (2)は曜日設定・・・書式設定、ユーザー定義 aaa
 (3)は支出項目・・・入力規則、リストで設定

46.JPG  47.jpg  48.JPG
      (4)           (5)           (6)
 (4)支出明細で、入力規則で日本語入力を”オン“
 (5)1行目項目と2行目のデータを入れてから、「テーブルとして書式設定」
 (6)は残高計算=K2-SUM(テーブル1[支出金額])+SUM(テーブル1[収入金額])K2-SUM 

49.JPG  410.JPG  411.JPG
      (7)           (8)           (9)
 (7)は項目別集計SUMIFを使う
 (8)グラフ・・・好きなグラフを選ぶ
 (9)残高欄に「条件付書式を設定」で、1000円以下になるとセルが黄色になるようにする
 最後に「テーブル」においては絶対参照は必要ないと講師の言葉に、何々参照の理解に躍起になっていた生徒さんにはとってはどんでん返しの結論だったかもしれません。それだけ「テーブル」は魅力あるツールと感じたことでしょう、反省会ではそもそも論として、数式の挿入は「関数の挿入」ボタンからダイアログボックスを使ったほうが慣れている人が多いのではという意見がありました。今回はEXCELのみ、4回で少し程度をあげて、ついてきてくれるかが心配でしたが無事終了しました。早くも講師からは次回はもっとうまくやりたいとの決意が聞かれました。

                (記録;ET)
posted by dss at 12:08| Comment(0) | パソコン講習会